1. はじめに|療育と仕事の板挟みに悩むワーママへ
発達に特性のある子どもを育てながら働いていると、必ずぶつかる悩みがあります。
それが「療育と仕事の両立」です。
- 療育に通わせたい
- でも仕事をこれ以上休めない
- 有給も残っていない
そんな状況で、
「もう仕事を辞めるしかないのかな…」
と一度は思ったことがあるママも多いのではないでしょうか。
実は、私も同じでした。
療育の予定と仕事の予定を見比べながら、スケジュール帳を見てため息をついたこともあります。
有給は残りわずか。
「このままでは仕事を続けられないかもしれない」
そう思った時期もありました。
それでも結果的に私は、
仕事を続けながら療育も継続する方法を見つけることができました。
この記事では、
- 療育と仕事の両立が難しい理由
- 私が実際に試して効果があった3つの対策
- 会社に理解を得るためにやったリアルな方法
を、同じ悩みを持つママに向けてお伝えします。
もし今あなたが
「もう無理かもしれない」
と思っているなら、ぜひ最後まで読んでみてください。
2. なぜ「療育と仕事の両立」はこんなに大変なのか?
実際に両立しようとして初めて気づくのですが、
療育と仕事は構造的に相性が悪いのです。
平日の昼間に集中している
質の高い療育ほど、実はこの時間帯に集中しています。
平日14〜16時
つまり、
- フルタイム勤務
- 子どもは保育園
という家庭ほど、通わせにくい時間帯なのです。
送迎の負担が大きい
療育に通う場合、多くの家庭ではこの流れになります。
保育園お迎え
↓
療育施設へ送る
↓
終了まで待機
↓
帰宅
これを週1〜2回繰り返すだけでもかなり大変です。
療育の時間に間に合わせるために、
仕事を早退する必要があるケースも多いため、親の負担は想像以上に大きくなります。
有給がすぐになくなる
療育だけでなく、子育てをしていると有給はどんどん減っていきます。
- 発熱
- 通院
- 保育園行事
- 療育面談
気づけば、
「まだ上期も終わっていないのに、もう有給がない…」
そんな絶望を感じたことがあるママも多いと思います。
職場への罪悪感
そして地味につらいのがこれ。
「すみません…早退します…」
と言うときの、あの空気です。
理解してくれる職場でも、
- 申し訳なさ
- 肩身の狭さ
- 罪悪感
を感じてしまいますよね。
3.【体験談】私が実践した「両立を支える3つの戦略」
私は「仕事か療育か」を選ぶのではなく、
両立できる仕組みを作る方向で動きました。
実際に効果があった3つの方法を紹介します。
① 療育施設の選び方を工夫する
療育選びで一番大事なのは、
親が無理なく続けられることです。
私が意識したポイントはこちら。
- 送迎サービスがある施設
- 保育園送迎に対応しているか
- 土日や祝日も開所しているか
特に助かったのが送迎付きの児童発達支援施設です。
送迎があるだけで、親の負担は本当に大きく変わります。
② 会社の制度をフル活用する
意外と知られていませんが、会社には使える制度がいくつもあります。
例えば
- 子の看護休暇
- 介護休暇
- 時短勤務
- 時差出勤
- テレワーク
会社によっては、療育の付き添いでも使える場合があります。
一度、就業規則や人事制度を確認してみてください。
「こんな制度があったの?」
と驚くことも少なくありません。
③ 上司への相談は「戦略的」にする
ただ
「困っています」
と伝えるだけでは、会社はなかなか動きません。
ポイントは
「どうすれば仕事を続けられるか」をセットで提案すること。
例えば私は
- 時差出勤の導入
- 半休制度の柔軟化
- 在宅勤務日の設定
などを提案しました。
その結果、
半休の使い方が柔軟に変更されることになりました。
4. 仕事を辞めるか迷ったときの判断基準
療育を優先するために、仕事を辞めるという選択ももちろんあります。
ただ、私は一つ思っていることがあります。
仕事はお金のためだけではない
ということです。
働くことで
- 社会とのつながり
- 気分転換
- 自己肯定感
が保たれる面もあります。
もちろん正解は家庭ごとに違います。
ただ、もし迷っているなら
「細く長く続ける」
という選択肢も考えてみてほしいです。
キャリアは、一度途切れると戻るのが本当に大変です。
5. 私が会社を動かした「伝え方」
「制度がないから無理」
と言われて、諦めてしまうママも多いと思います。
でも実は、会社側は
どう助ければいいのか分からないだけの場合も多いです。
私が実際にやったのは、
要望を整理した簡単な要望書を出すことでした。
内容はこんな感じです。
- 子どもの療育状況
- 現在困っていること
- 仕事への影響
- 継続勤務のための提案
そして大事なのが、
会社側のメリットも書くこと。
例えば
- 退職を防げる
- 業務継続ができる
- 人材流出を防げる
などです。
すると驚いたことに、
想像以上に前向きに検討してもらえました。
6. まとめ|療育と仕事の両立は一人で抱えなくていい
療育と仕事の両立は、正直簡単ではありません。
でも、
- 療育施設
- 会社の制度
- 職場の理解
こうしたものを上手く使うことで、状況は少しずつ変えていくことができます。
そして何より大事なのは、
ママが笑っていられること。
ママが余裕を失ってしまうと、家庭全体が苦しくなってしまいます。
だからこそ、全部を一人で抱え込まないでください。
もし今、
「もう無理かも」
と思っているなら、まずはこの3つから始めてみてください。
- 療育施設の条件を見直す
- 会社の制度を調べる
- 上司に相談してみる
小さな一歩でも、未来は少しずつ変わっていきます。
あなたとお子さんの毎日が、少しでも楽になりますように。

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