子どもの発達について調べていくと、必ず出てくる言葉があります。
それが 「療育(りょういく)」 です。
・療育って何するの?
・やって効果あるの?
・うちの子に合うのかな…
私も最初は、正直よく分かりませんでした。
でも実際に息子が療育に通ってみると、想像していたものとは全然違ったんです。
この記事では
・療育で実際にやること
・通って感じた変化
・ワーキングマザーでも通えるのか
を、自閉症の息子のリアルな体験談としてまとめます。
同じように悩んでいるママの参考になれば嬉しいです。
療育とは?簡単に説明
療育とは、
発達に特性のある子どもをサポートする発達支援のことです。
主に次のようなサービスがあります。
児童発達支援
未就学児(0〜6歳)が対象です。
施設によって内容は違いますが、例えばこんな活動をします。
- 言葉の練習
- 感覚遊び
- 集団生活の練習
遊びを通して、子どもの発達をサポートしていきます。
放課後等デイサービス
小学生以降が対象の療育です。
学校が終わったあとや長期休みに通い、
- 社会性
- コミュニケーション
- 生活スキル
などを身につけるサポートをします。
息子も保育園時代から通っていた施設で、今も放課後等デイサービスを利用しています。
療育って何するの?実際の内容
実際の療育は、主に次のような内容でした。
① 個別療育
先生と 1対1 で行います。
例えば
- 言葉の練習
- 順番遊び
- カード遊び
などを通して、コミュニケーション力を育てていきます。
② 小集団療育
3〜5人くらいのグループで活動します。
- 順番を待つ
- ルールのある遊び
- 集団行動
など、社会性の練習が中心です。
③ 感覚遊び
自閉症の子どもは感覚の特性があることも多いため、
- トランポリン
- ブランコ
- 体を使った遊び
などで感覚を整える活動も行います。
療育に通って変わったこと
最初
療育に通えるようになったとき、「これで一安心…!」と思いました。
でも実際は、そんなに簡単ではありませんでした。
息子は
- 人見知り
- 場所見知り
- なんなら療育施設の車見知り
までしてしまい、送迎車にも乗れませんでした。
療育の日も、
ずっとギャーギャー泣く
↓
療育できないまま時間終了
↓
そのまま帰る
ということもありました。
「せっかく仕事休んで来たのに…ただ泣きに来ただけやん…」
年少(3〜4歳)の頃は、そんな日も多かったです。
変化
しかし、年中(4〜5歳)頃になると少しずつ変化がありました。
- 療育をちゃんと受けられるようになった
- 送迎車にも乗れるようになった
- 仕事を休まなくても通えるようになった
実はそれまで、小集団療育の時は送迎のためだけに仕事を休んでいたんです。
当時、本当に休みはカツカツでした…。
「てつだって」が言えるようになった
言語療育で一番最初に教えられた言葉があります。
それが
「てつだって」
でした。
息子は、
できない
↓
でも言葉で伝えられない
↓
癇癪
というパターンが多かったのです。
でも「てつだって」と言えるようになってから、癇癪はかなり減りました。
「見通し」があると落ち着く
療育で私が学んだことは、見通しを伝える大切さです。
自閉症の子どもは
「初めてのこと」や「先が分からないこと」
に強い不安を感じることがあります。
例えば療育の日は、
①保育園から車に乗って療育へ行く
②療育を受ける
③車で保育園へ戻る
④保育園で給食を食べる
というように、スケジュールを先に伝えておくようにしました。
すると息子は、落ち着いて予定をこなせるようになりました。
親にとって一番大きかったこと
私にとって一番大きかったのは、
「一緒に子どものことを考えてくれる人が増えたこと」
でした。
保育園時代に通っていた療育施設は、放課後等デイサービスも併設していたので
- 言語療育の先生
- 作業療育の先生
- 放課後デイの先生
みんなが一緒に息子の成長を見守ってくれています。
今では療育の先生たちが、私の子育ての一番の相談先です。
ワーキングマザーでも通える?
結論から言うと、通えます。でも工夫は必要です。
息子Eは保育園時代、
- 作業療育:月2回
- 言語療育:月2回
- 小集団療育:月1回
通っていました。
送迎がある療育は助かる
小集団療育は、療育施設の職員さんが保育園まで送迎してくれました。
そのため、仕事を休む必要はありませんでした。
これは本当に助かりました。
平日しかない療育も多い
一方で、
- 作業療育
- 言語療育
は 平日午後のみ。
つまり、月4回は午後休みが必要でした。
最初は有給で対応していましたが、療育以外にも
- 保育園の行事
- 子どもの体調不良
ですぐに有給はなくなってしまいます。
会社に相談してみた
そこで私は、上司に正直に相談しました。
「子どもの療育で、月4回は午後休みが必要です」
すると、
- 子の看護休暇
- 介護休暇
が使えることを教えてもらいました。
さらに当時の会社では、半休は年間10回までというルールがありました。
でも療育は
月4回 × 12か月 = 48回
全然足りません…。
そこで 職場改善要望として、半休制限の見直しを出しました。
するとなんと、翌年度から半休回数の制限がなくなったのです。
これは本当に助かりました。
この経験から思ったのは、会社には率直に相談してみることも大事ということです。
まとめ|療育は子どもだけの場所じゃない
療育は、子どもだけが成長する場所ではありません。
- 子どもの特性を理解できる
- 関わり方を学べる
- 相談できる人が増える
親にとっても、大きな支えになる場所でした。
もし今、
「療育ってどうなんだろう…」
と悩んでいるママがいたら、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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